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FC契約では多くの場合、
加盟店が店舗で使用する材料または物品を
FC本部が指定します。
「●●は必ずFC本部またはFC本部指定業者から購入して
使用しなければならない。」
と言う感じです。
これをする目的は大きく分けて下記の2つです。
↓ ↓ ↓ ↓
********************************************
(a)FCチェーン全体の商品/サービスの品質を維持する
(b)FC本部のキャッシュポイントを増やす
********************************************
(a)については例えばラーメン屋さんなどで、
麺や汁は必ずFC本部から購入しなければならないとして勝手に
第三者から安い(しかし味が落ちる)麺や汁を購入させないようすると
いう訳です。
飲食店のFCチェーンでは多くの場合「セントラルキッチン」を作って
そこでメインとなる材料を製造し、加盟店に使用させることがあります。
自社でそのようなセントラルキッチンを持てない場合は「指定工場」
みたいな会社と契約してやはり同じようにそこから購入させるように
します。
このように提供する商品のメインとなる材料を共通した物を使用することで
店ごとの味や品質のバラつきが出ることを防ぎ、どの店に行っても同じレベルの
サービスを提供できるようにするのです。
(b)については、FC本部の重要な収入源としているFCチェーンが多いです。
加盟金、ロイヤルティ等を加盟店から徴収せずに全てこの材料の購入費で
収益をあげるビジネスモデルにしているFC本部もあるほどです。
ちなみに厳しいFC本部ですと、
「加盟店は1カ月に●●●万円以上の指定材料をFC本部から購入しなければならない」
としているところもあります。
また別の観点では、FC本部が全加盟店のために大量購入して加盟店に転売することに
より、大量仕入れ値引きを受けて全体のコストを抑えるという手段でも使用している
ケースもあります。
以上、主に「指定材料」のイメージでお話してきましたがこれは「指定物品」または
「指定機器、指定システム」などでも全く同じ考え方が応用できますので参考にして
みてください。
第●条(指定材料)
1.加盟店は、本契約の有効期間中、本FC全体の水準と統一された
イメージを維持するために、本店舗で使用する下記の材料については
フランチャイズ本部から購入して使用する義務を負い、
他の第三者から購入して使用してはならない(以下、「指定材料」という)。
(1) ●●●●
(2) ◆◆◆◆
(3) ▲▲▲▲
(4) ■■■■
(5) ◇◇◇◇
2.フランチャイズ本部は、前項各号の項目以外に指定材料を
追加するときは随時加盟店に通知するものとし、加盟店はその
通知に従うものとする。
3.加盟店は、指定材料の代金の支払いついては、毎月初日から
末日までの期間(以下、「計算期間」という)で購入した
指定材料の代金をまとめて計算し、計算期間の翌月末日までに
甲の指定する金融機関の口座に振り込むものとし、振込手数料は
加盟店の負担とする。なお、当該振込期限が金融機関の休業日に
あたるときは、当該休業日の直前の営業日を振込期限とする。
第16条(指定物品)
1.加盟店は、本契約の有効期間中、本FC全体の水準と統一
されたイメージを維持するために、本店舗で使用する下記の物品
についてはフランチャイズ本部の指定業者から購入して使用する義務を負い、
他の第三者から購入して使用してはならない(以下、「指定物品」という)。
(1) ▲▲▲
(2) ◇◇◇
2.フランチャイズ本部は、前項各号の項目以外に指定物品を追加する
ときは随時加盟店に通知するものとし、加盟店はその通知に従う
ものとする。
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