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1.ホワイトボードを攻撃する?
業務提携の契約交渉に出席していると
わかりますが、時々、相手と険悪なムードに
なることがあります。
Aさん:「それはちょっとおかしいんじゃないですか?」
とてもうちではムリですね」
Bさん:「どこがおかしいって言うんだ?!!!」
みたいな感じです^^;
「おかしい」という言葉を相手の目を見て言うと
言われている相手は多かれ少なかれ、
「あなたおかしいんじゃないの?」
と、まるで自分自身が個人的に批判されたように感じて
しまうため、「ムカッ!」ときて険悪な雰囲気に
なることが多いのです。
そこで遠藤は交渉に臨んでいる時に相手の言っていることに
どうしても賛成できないときは、下記のように言うように
していました。
「スミマセン、今のご提案の内容が私の勉強不足でよく
理解できないので、ちょっとホワイトボードに書いて
もらえないですか?」
と。
そして相手がホワイトボードに書いたものに対して
赤ペンで反論を書いていくやり方です。
これ、やってみるとわかりますがかなり効果的です^^
ホワイトボードに書かれた物に対して反論した方が
反論された側も、自分自身が反論されたような感じを
受けなくて済むので耳を傾けやすいのです。
まさに「ホワイトボードを攻撃する!」という
感じです。
また、相手もホワイトボードに書いているうちに
自分の言っていることのおかしさに自分で気付く
こともあります。
さらには、最初にホワイトボードに書かれたものに対して
互いに立ち上がって赤ペンを入れ合うことで、何か
「共同作業」を行っているような一体感がその場に流れます。
本当に良いことづくめです^^
2.ホワイトボードで整理する
多くの交渉は各参加者がてんでバラバラに
好き勝手なことを自分の立場だけ考えて言う事が
多いです。
だから収拾がつかなくなります。
そのタイミングを見計らって、
ホワイトボードをガラガラと引っ張ってくることをお勧めします。
そして、
「今の議論を纏めると、
Aさんは●、Bさんは×、Cさんは■、Dさんは▲
ということですよね?」
「そして各自の論点は●×▲■ですよね?」
と確認の質問をしながら上記の内容を
ポンチ絵にしてホワイトボードに書きます。
「もしそれが正しければE案、F案、G案が
考えられると思うのであとはそれを具体的に
議論して行けば良いと思うのですかいかがでしょうか?」
この瞬間、参加者全員の表情がガラッと変わり
「オオッ!そのとおり!」
「これなら行けるぜ!」
という雰囲気になります。
そしてその後はずっと全員がそのポンチ絵を見ながら
議論が進み、次々とブレイクスルーが起こりさらに
「もっと行けるぜ!!!」となります。
このように、
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ゴチャゴチャの頭の中をどれだけ整理して
可視化できるか?
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が勝負なのです。
各当事者が好き勝手なことを思い付きで
ベラベラしゃべっている中でこの能力を
持っている人が、交渉の主導権を握ることが
できるのです。
もうそれは片方の当事者の一員というよりは
両当事者のまとめ役/リーダー役に昇格して
しまうからです。
もちろん慣れないうちはかなり緊張するし
うまく行かないかもしれませんが何度か試しているうちに
段々と要領がつかめてきます。
ぜひやってみてくださいね^^
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